【下処理不要】牛すじ専門店が教える本格牛すじおでんのレシピ
ボイル済みの牛すじだから本格おでんが簡単に調理可能!
冬場にふと食べたくなるおでん。
関東ではあまり見かけませんが、関西ではおでんに牛すじを入れる家庭が多いですよね!
おでんに入った牛すじはホロっと柔らかく、噛むほどに旨味があふれ出してくる絶品です・・・
関東では本格おでん屋さんに行くと、牛すじおでんを提供していることが多いです。
でも、関東の人が見よう見まねで牛すじおでんを作ろうとすると、失敗することが多いんです。
理由は、丁寧に下処理をしないでおでんにしようとするから!!
下処理をしないでおでんに入れられた牛すじは油っぽく、硬くなってまうんです(泣)
牛すじ専門店の牛すじは既に下処理済みなので、具材と一緒に煮込むだけで完成します!
40分ほど具材と一緒に煮込むことで、牛すじの出汁の旨味を味わえますよ。
とは言いましても、今回は牛すじの下処理からおでんを作る方法を大公開していきたいと思います!
牛すじおでんはコツをつかむと簡単に作れます!
ちょっとだけ手間はかかりますが、それがおいしさの秘訣です。
牛すじおでんの作り方!大切なのは下処理
おでんに限った話ではないのですが、牛すじ料理を作るときには「下処理」が必要です。
▼牛すじは下処理をしないとこうなります
・かたいままホロホロしない
・脂っぽくてギトギトする
・独特のくさみが強い
牛すじ独特のホロっとした柔らかさや、さっぱりしているけど旨味が滲み出る食感は、丁寧に下処理をしたときに実現するんです。
あのホロホロとした柔らかさは虜になりますよね・・・
それではまずは下処理の方法からご紹介しますね!
牛すじ料理を作るときにはいつも同じように下処理をするので、ぜひ覚えてみてください♪
シンプルな牛すじの下処理方法を解説!
牛すじの下処理はとてもシンプルで簡単ですが、時間がかかります。
下処理だけで約2時間ほどかかるので、料理を食べたい時間を逆算して作り始めましょう!
牛すじの下処理に必要な材料
・牛すじ肉
・料理酒
・しょうが
・水
これだけです♪
下処理の方法を簡単に説明します↓
①鍋いっぱいにお湯を沸かし牛すじ肉を茹でます
②牛すじの色が変わったら流水でアクを流します
③牛すじをざるにあげ3cmほどの食べやすい大きさに切ります
④また鍋いっぱいに水を入れ牛すじとその他具材を入れ煮ます
⑤アクをすくいます
時間はかかるけれど意外と単純な作業です!
作りたい料理によって牛すじのカット方法をお好みで変えながら、下処理をしてみてくださいね!
詳しくは以下の記事で詳しく解説しています↓
【関連記事】牛すじの下処理方法を徹底解説!しないとどうなる?簡単な方法を解説
旨味あふれるおいしい牛すじおでんの作り方!レシピを紹介
下処理ができたら、おでんを作っていきましょう。
おでんは他の具材にも下処理が必要になるので、少し手間がかかります!
なんとおでんの料理は合計2時間ほどかかります・・・
結構かかりますよね・・・でも出来上がった時の感動は半端ではないですよ!
牛すじおでんのダシ用調味料 |
・昆布:10cm |
作るステップを流れで解説していきますね↓
①ダシを下準備する
②大根を下処置する
③こんにゃくを下処理する
④ゆでたまごを作る
⑤練り物を下処理する
⑥牛すじを竹くしに通す
⑦調味料でダシを作り具材を入れる
それぞれのステップごとに詳しく解説します♪
なお、牛すじは下処理が完了しているものを用意しているものとします(^-^)/
牛すじおでんの作り方ステップ①:ダシを下準備する
おでんの味作りで一番大切な、ダシを下準備していきます。
まずは昆布をかつおだしを入れた鍋に入れて浸けておきましょう。
可能なら、昆布は一夜つけられると良いです。
昆布が柔らかくなったら、鍋を火にかけます。
沸騰をさせないほどの温度を保ちながら、1時間ほど煮ていきます。
1時間ほど煮たら温度を上げて沸騰させます。
昆布から泡が出てきたら、昆布を取り出してアクやぬめりを取り除きます。
牛すじおでんの作り方ステップ②大根を下処置する
大根の皮を厚めに切ったら、筒状に厚さ3cmほどに切ります。
大根の表面に十字に切り込みを入れると、ダシが染み込みやすくなるのでおすすめです。
大根は下茹でをしておきます。
牛すじおでんの作り方ステップ③こんにゃくを下処理する
こんにゃくは表面に格子状の切れ込みを入れておくことで、食感が柔らかくなり食べ応えがよくなります。
真ん中で半分に切ったものをさらに半分に切ると三角形になるのでおすすめです。
こんにゃくを鍋に入れて、塩を揉み込み10分放置します。
放置したらそのまま鍋に水を入れ、火にかけて沸騰したら5分待ちます。
流水につけてこんにゃくを洗い流します。
牛すじおでんの作り方ステップ④ゆでたまごを作る
ゆでたまごを作ります。
作ったゆでたまごは殻をむいておきましょう。
牛すじおでんの作り方ステップ⑤:練り物を下処理する
練り物は熱湯にくぐらせて、油抜きをします。
油抜きが不要なものを用意すれば手間をはぶけます。
牛すじおでんの作り方ステップ⑥:牛すじを竹くしに通す
牛すじを竹くしに通します。
スマートにしても良し、ボリュームたっぷりにしても良しです。
牛すじおでんの作り方ステップ⑦:調味料でダシを作り具材を入れる
ステップ①で作ったダシを沸騰させてから火を止めて、ダシ用の調味料を入れます。
最初に牛すじ肉を入れて弱火にし、1時間ほど煮込みましょう。
沸騰させない程度の火加減にするのが美味しさのポイントです。
その後、大根とこんにゃく、たまごを入れてさらに1時間ほど煮込みます。
煮ているうちにアクや脂が浮いてくるので、こまめに取り除きましょう。
最後に練り物を入れて完成です。
できれば、火をとめて一晩寝かせると、より味が染み込んで美味しくなりますよ!
その場合は、練り物を翌日に追加して改めて火にかけましょう!
牛すじおでんを楽に作ろう!下処理済みの牛すじはいかが?
牛すじのおでんを作る前の下処理には、2時間ほどかかります。
下処理とおでんの料理どちらもあわせると、合計4時間以上かかることに。。。
4時間もかかる料理を自宅で行うのってなかなか根気のいる作業ですよね・・・(泣)
そこで家で美味しい牛すじおでんを食べたいなら、下処理済みの牛すじを使うと時短になります♪
「牛すじ専門店」では、国産100%で食品添加物不使用の牛肉にこだわって、美味しい牛すじを安心して食べていただけるようお作りしています。
創業60年、牛すじの専門業者として自慢の牛すじを完全下処理済みの状態でお届けします。
ご家族で美味しい牛すじをお手軽に楽しんでください♪
家でおいしい牛すじおでんを楽しもう!作り方は人それぞれ
牛すじの入ったおでんは旨味が出て、普段のおでんよりもワンランク上のお味が楽しめます。
お好みの具材を入れてよく煮込むほど美味しさが染み込むので、じっくりコトコト煮込む時間も楽しんでみてください。
おでんを作るときに限りませんが、牛すじの下処理は必ずすることをおすすめします。
牛すじの下処理をしないと、生臭い匂いや脂っぽさが他のおでんの具材にまでついてしまい、せっかくの旨味を楽しめません。
しっかり下処理をすることで、ほろほろと柔らかい牛すじが出来上がります。
ぜひお好みの具材を入れて、おいしい牛すじおでんを楽しんでくださいね♪